TurkeyLeg0403’s blog

現役プログラマのポエム

AIBOのペットとしての価値から見るRumba

AIBOの価値>

私はペットを買ったことがありません.理由は,お世話から発生する費用(身体的負担も含む)と愛らしさから得られる癒し効果で考えた場合の費用対効果が悪いからです.

世の中でAIBOがペットとしての価値を認められているのは,その費用が金銭的コストのみだからだと考えられます.そしてロボットという人工物の塊であるAIBOを通して犬を見ているのでしょう.

<ペットから得られる効果>

ペットはどのようにして人間に癒し効果を与えているのでしょう.事実としてペットには癒し効果があり,セラピーとしの有効性も十分立証されています.(以下に大学論文を記載しておく)具体的な癒し効果には,怒りが収まる,笑顔になれる,優越感を得る,家族の一員のように感じるなどが挙げられます.

AIBO飼い主の様子(ネット)>

皆さん,AIBOとかなり楽しそうに過ごしている方もいれば,やっぱりロボットだとおっしゃっている方もいらっしゃいます.AIBOと楽しそうに過ごしている方々のブログでは,AIBOがまるで本物のペットのように接していらっしゃいました.本当にAIBOをペットとして認識できているのであれば,その方々は上記に挙げた効果を感じているのでしょうか.

AIBOとRumba>

AIBOをペットとして見れているのは,犬の形と特性を模した存在だからだとします.これをかなり抽象化をすると,私は,ペットとは癒し効果があり自立して目的を持って動く存在であれば良いという暴論を展開できてしまいます.つまり自立して目的を持って動くRumbaにはペットとしてのポテンシャルが十分にあるのではないでしょうか.

 

<結論>

大事なのは,自分の認識だと考えます.AIBOを通して犬を見れる人の中には,Rumbaを通して潰れたカービィのようなファンタジーなペット(もしくはSF的なペット)をも見れるのかもしれません.なんだかんだ双方の機能を要素分解すると意外と共通項が多いなと思いました.これって過去に読んだ書籍”メモの魔力”内で出てきた事象→抽象化→転用なので,ビジネスは気づきの目と抽象化から転用のできるアイデア力が大事だと深く感じました.以上です.